貸宅地の優良化

借地人のいる土地(底地)を所有している場合、管理ができなかったり、地代が安く固定資産税がかかる、借地人が行方知れず・・等、底地の相続による問題は様々です。
借地契約は相続発生までになるべく解決しておく方が良いでしょう。
■貸宅地(底地)の整理方法
その具体的な方法には原則として以下の4つがあります。
1 | 借地人に底地を売却する | 借地人が今後も住み続けるような場合に最も適した整理方法です。 |
2 | 借地人から底地を買取る | 借地人に費用がなく建物老朽化等の問題がある場合に適した整理方法です。 |
3 | 建物と底地を共同して業者等に売却する | 意見がまとまった場合には最も効率よく売却できます。 |
4 | 底地と借地権とを等価交換する | 双方費用負担がなくそれぞれ完全な所有権を取得できます。借地が広大で建物が老朽化してきた場合などに適した整理方法です。 |
その他、個別の事情に応じて様々な整理方法が考えられます。
問題を先送しないことが大切です。
不動産の中でも借地権に関する問題は法的問題に加え、様々な利害関係や永年の心情的な問題も孕み当事者同士では解決が困難になっているものも少なくありません。
TERRA法務事務所ではこのような問題に不動産の専門家として個別に事情をお伺いし、双方にとって最も調和のある問題解決方法をコーディネイトいたします。