古アパート・古貸家整理

借家の場合、収益が上がるうちは問題はありませんが、建物が老朽化し空室が増えて収益性が低下してくると不良資産となってしまいがちです。
収益性が低く経費の出費が多く売却も建替えも出来ない不良資産・・・しかし賃借人が居るためにどうしようもないとあきらめてはいけません。
問題を先送りしている間も建物の老朽化は着実に進んでゆきます。その上借家人が高齢になるなど更に問題は複雑化してゆきます。
そのままほおっておくとどうなるでしょうか?
◆相続が発生すると・・・
地主にとって不良資産でも税務署にとっては格好の課税対象です。多額の相続税が課税された上、物納は出来ず、売却しようにも買い手は見つからず、やむなく他の優良資産や現金で納税することになりかねません。
◆地震が来ると・・・
ただでさえ老朽化しているところに、地震等でけが人がでると大変なことになります。なぜなら建物を管理する義務は所有者にあり、いくら借家人が勝手に修繕しているとしてもその責任を免れません。まだ大丈夫と先延ばしして、損害賠償請求されてからではその代償は大きすぎます。
◆スラム化・・・
老朽化した物件にはそれなりの人が集まります。
所有者も老朽化しているという負い目を感じるため、審査もせず、とりあえず空き部屋よりはいいだろうと考えます。その結果より大きな問題を抱え込むことになります。
◆孤独死
永年のうちに独居老人となり、知らぬ間に孤独死していた例もあります。こうなるとその後始末に所有者が追われることになります。加えて近所の風評被害も大きく、こうなっては本当に困ります。
古アパート、古貸家を放置しておくと様々な望まぬ現実を招いてしまいます。
問題を先送りせずご相談いただくことが、次代へ価値ある財産を引継ぐためのステップであることをお約束いたします。
TERRA法務事務所では実務専門家としてすべての関係人の意見をお伺いし、お引越しや、立替等による土地活用方法の提案、売却等最善の解決策をご提案すると共に、全員が喜ぶ解決を最後まで責任を持って行います。